金魚の病気予報|4月10(月)から4月16日(日)
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今週の金魚の病気予報
金魚飼育指数
4 月 上 旬 | 4 月 中 旬 | 4 月 下 旬 | 5 月 上 旬 | 5 月 中 旬 | 5 月 下 旬 | 6 月 上 旬 | 6 月 中 旬 | 6 月 下 旬 | 7 月 上 旬 |
病気・体調不良 | ||||
←低 | 危険度 | 高→ | ||
水質の悪化 | ||||
←しにくい | 悪化 | しやすい→ | ||
餌の量 | ||||
←少なめ | 量 | 多め→ | ||
※最大5段階 |
上のグラフの1年間バージョンがみたい場合は、こちら↓
「金魚の病気、1年間で危険な時期を調べてグラフにしてみた」
この時期の注意点
徐々に暖かくなると
菌も動き出し
病気や寄生虫がでてきますので注意し
飼い始めて間もない場合は予防のため少し薬を入れておくのもいいと思います
飼育ポイント
暖かくなるにつれ、餌を少しずつ与える
産卵期が近づいているため産卵する可能性があり
産卵させる人も させない人も注意が必要
この時期の良い点
産卵の兆候が見られる
この時期に最も多い病気
- 転覆病
- 綿かぶり病
- 凍傷
この時期に多い病気
- 尾腐れ病
- 白点病
- イカリムシ
- いつもと違う行動・動きをしている
- 餌をあまり食べようとしない
- 隅に隠れて動かない
- しばらく餌をあげるのを中止する
金魚は消化器官が未熟なため、体調不良になるとすぐに消化不良をおこします。
消化不良になると体調不良がさらに悪化します。
そうならないためにも、体調不良の初期段階で餌を中止し、体調の回復を待ちます。 - それでも調子が良くならない場合は塩浴もプラスする
なぜ金魚の病気予報を始めようと思ったのか?
金魚の病気は、猫や犬などのペットに比べ、まだまだ解明されていません。
外科手術も難しいのが現状です。(少数ですがやっているところはあります。)
万病に効くと言われる塩浴も、実際のところは治療しているのではなく、環境を良くして金魚の負担を減らし、金魚の回復力をあげているだけです。
(人間で例えると、風邪の時に安静にしているような状態です。)
金魚生産者歴20年を超える私が、一番良い病気の対策は何か?と聞かれたら、病気になるまえに予防すること!と答えます。
もちろん、100%防ぐことは不可能です。
(人間でも念入りに注意していても風邪をひくことがあるように)
ですが、少しでも病気になる確率を下げることができればと思い、この金魚の病気予報を始めました。
この金魚の病気予報をしているヒデとは?
金魚生産者歴もすでに20年以上たちました。(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけています。
積み上げた金魚の知識・経験は膨大です。
この知識・経験が少しでも役に立つようなら幸いです。
一週間後に実際の起こった病気例
以下に、過去の一週間後に実際に起こった病気例を抜粋します。
過去の一週間後に実際に起きた事例=今後起こる可能性があるということです。
これを見ることにより、上記予報にプラスし注意する点が浮かび上がってきます。
過去の事例を見て、ヒデから一言
今回の事例は
金魚を薬浴のために別の場所に移した後の水槽についてですね
残念ながらアンサーがなかったのですが 興味がありましたので
できれば投稿者さんのとおりエアーポンプや ろ過器を回して
水槽を動かし続けておいたほうがいいです
水は止まると悪化しますので
ただ治療が長期にわたると苔が生えたり水槽環境が悪くなりますので
水槽を一度 綺麗にするのもいいと思いますよ
金魚が病気で隔離時の金魚がいない水槽の管理 |
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■投稿者/ 和金が大変! –(2006/04/10(Mon) 14:13:56) |
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投稿者プロフィール
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金魚の生産・飼育・管理を主に受け持っている。
金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけ
積み上げた金魚の知識・経験は膨大
それでも、いまだにわからないことが色々出てきて、日々勉強中&試行錯誤の毎日
このサイト内にて、
「スタッフブログ」
「金魚の病気予報」
「金魚質問BBS」
を更新している。
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