金魚の病気 水カビ病(綿かぶり病)
金魚飼育総責任者ヒデ
この記事はヒデが書いています。
引用:金魚どっとこむ
症状
傷口に綿がついたような状態で目視で確認可能
水温が低いときにかかり
最初は体表部に傷 スレが出来、次第に表皮が剥離していくと水生菌が付着し増殖する
重症になると胞子は表皮ばかりじゃなく組織の深部まで侵入し食欲も減少し
一週間ほどで衰弱死する
水中に出てくる菌糸数が多くなると底に泥や水垢が付着し汚くなる
魚体の三分の一以上が侵されると治療しても効果は薄い
治療
原因菌が高水温に弱いことから
まず隔離水槽に収容し水温20℃以上に高める事が必要
二次感染でなる病気ですので
もとの病気を殺菌するための抗菌剤の薬浴と
病魚に食欲があるときは生餌やビタミン剤などで
栄養をあげて金魚の体力をあげる
予防
発生環境が 弱っているとき 魚体に傷があるとき 栄養疾患にあるとき 水質がアルカリ性のとき
水中に薬を投与して体表に影響がでて傷ができたとき 過密飼育のとき 水温が低いとき
などから冬の飼育で金魚に傷をつけないようにする
サーモスタッドなどで20℃以上で飼育するなどがあげられます
詳細
表皮に綿のような水カビ(サプロレグニア類)が寄生し
これに泥がつき、泥をかぶったようにもみえることから泥かぶり病とも言われる
発生時期は冬から春先によく発生する
水温が20度に上がると繁殖は停止し
発生年齢は当歳魚から成魚にいたるまで範囲が広い
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投稿者プロフィール
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金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
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積み上げた金魚の知識・経験は膨大
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