金魚の遺伝について
金魚飼育総責任者ヒデ
この記事はヒデが書いています。
価値の高い金魚を生み出そうとすれば
価値の高い金魚同士を組み合わせないといけない
しかし 価値の高い金魚が生まれるかはわからない
そして遺伝と育てる環境とのかねあいは半々
っとまあ 説明はするけど ざっとこんな感じ
なぜかと言うと金魚の元はフナそこからヒブナになっていろんな金魚に変化していくんだけど
元のフナに近づくほど遺伝率が高い
逆にランチュウなど離れていくほど各部位の遺伝率が下がるので
高級魚ほど同じ個性をもったもの同士の掛け合わせが必要になり
大袈裟に言うと
ランチュウ✕ランチュウの掛け合わせからフナが生まれる可能性はあるけども
フナ✕フナの掛け合わせからランチュウは生まれないって感じ
そして育てる環境だけど もちろん優れた掛け合わせでいい魚ができたとしても
そこから育てる環境や餌で 形 色 泳ぎ方 など変わってくるので
育て方も重要になってくる
金魚の色が変化することを退色というんだけど
初めに退色する時間は品種で結構違う
和金 丹頂なんかは早いけどランチュウや土佐金なんかは遅いかな下手すると2歳位にならないと
退色しなかったりするし
模様はある程度 遺伝はします
もともと金魚は変異しやすい品種なので変わったのもよく生まれます
新品種は3世代 同じ品種を作ると定着すると言われて
遺伝学自体は学問なので
ワシが書けるほど知識もないのでこれくらいで
ちなみに勉強会のときに講師の先生が
ランチュウは同じ金魚なのに
進化して背骨の数が違う面白い生き物って言ってたよ
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投稿者プロフィール
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金魚の生産・飼育・管理を主に受け持っている。
金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけ
積み上げた金魚の知識・経験は膨大
それでも、いまだにわからないことが色々出てきて、日々勉強中&試行錯誤の毎日
このサイト内にて、
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を更新している。
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