今年生まれの金魚と昨年生まれのヒネ金魚 この時期に購入するとしたらどっち?

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚飼育総責任者ヒデ
この記事はヒデが書いています。

6月になると

ぼちぼちアクアショップにも今年生まれの金魚が出てきてると思うけど

注意してほしいのは

今年生まれの金魚は金魚飼育をなれてないと飼うのは難しいです

初心者の人は生まれて1年以上経ったヒネのほうをオススメ

 

今年生まれの良さは値段が安いことと

成長の可能性が高いこと まだまだ変化も退色も丁寧に飼えば答えてくれるし

数回 体型も選別もされてるので

ある程度は間違いはないが変化割合は大きいかな

 

生まれて1年以上経ったヒネ金魚は値段は高価だけど

今年生まれに比べたら やはり強い
(1年間生き残ってきた金魚なので弱い金魚は淘汰されている)

選別も繰り返されて個体として間違いはない

成長はボチボチ

色の退色も環境によるけど大きく模様が変わることは少ないかな

 

もし今年生まれを飼うのであれば

水槽に緑色した池などからコップ一杯ほどくんで

水槽に入れてください

もちろん殺菌用に薬も入れて

水を綺麗すぎないようにします

 

もしくはアクアショップに水作りの水とか売られてるけど

そういうのを入れておいたほうが金魚の飼い始めがうまくいくと思う

ヒネでも同じだけど

今年生まれは なおさら

 

今年生まれの金魚は水が綺麗すぎると

逆にエネルギーが水に盗られちゃうのよ

痩せてしまうし体力もそこまでないので

水に慣れるまでに力尽きちゃう

 

秋ぐらいになれば今年生まれの魚もだいぶ強くなって

そこまでヒネと変わらなくなるんだけどね

この記事を読んだ人はこんなページも見ています

金魚屋ってどんな仕事してるの? 現役の金魚生産者が「日々の仕事」や「金魚の豆知識」を解説。
金魚を飼っている人必見! 金魚の病気は予防が第一! 毎週、金魚の病気について気をつけるポイントなどを解説しています。

 

 

 

 

 

 

この記事が気に入ったら いいね!してね

投稿者プロフィール

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚の生産・飼育・管理を主に受け持っている。
金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけ
積み上げた金魚の知識・経験は膨大
それでも、いまだにわからないことが色々出てきて、日々勉強中&試行錯誤の毎日
このサイト内にて、
スタッフブログ
金魚の病気予報
金魚質問BBS
を更新している。