金魚の病気 白点病(はくてん) | 金魚の飼い方 金魚が病気になったら?

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚飼育総責任者ヒデ

白点病の金魚

引用:チャーム

症状

ヒレや体の表面などに白点が出現し

その後 全身に現れ

頭より後ろに大量に寄生(白点虫)する

しだいに体を守ろうと金魚が多量の粘液分泌し

悪化すると弱っていき衰弱死します

伝染力はかなり強い病気

 

治療方法

体に寄生しているものは

深く表皮に入り込んでいるため薬は効きにくく

成熟すると皮膚から出て

水底に沈み

子虫の増殖準備に入り

12~18時間で500~1200の子虫が遊出し

水中を泳ぎ回ります

 

その子虫が弱いので薬浴などで殺虫して治療します

 

なので表皮から成熟し魚体から出るまで7日ほどかかり

治療には7日~10日ぐらいかかり

数回 薬浴を繰り返す必要があります

 

また25℃以上の水温にすると

白点虫が嫌がり皮膚から出やすくなり

加温と同時に薬浴すると効果が高まります

 

予防方法

一番金魚がかかりやすい病気で

初心者が最初に悩むことが多いです

なので飼い始めや水替え 金魚の追加などの変化があるまえに

あらかじめ弱い薬でいいので水槽に入れておくと

防ぐことができます

 

また一度かかると抵抗力がつくと言われています

 

詳しい説明

引用:チャーム

白点病ですが原因虫の名前は「イクチオフチリウス虫」と言い

虫の形は球形で直径0.7~1mmほど

虫体は表面を短い識毛におおわれており

動かすことによって遊泳し

魚体に入りこみ組織片や細胞を摂取します

7日ほどで成熟し皮膚から出て

水底に沈んで識毛を失い無声増殖がおこなわれて

12~18時間を経過すると500~1200ほどの子虫が

新しい宿主を求めて回遊します

豆知識ー白点病は3種類

ちなみに白点病は三種類 確認されており

  • 金魚やコイに寄生するもの
  • 熱帯魚などに寄生するもので28℃の高温でも発生する
  • ヨーロッパウナギに発生する大型の物もいます

 

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投稿者プロフィール

店長ぷに
金魚すくい本舗の店長ぷに。
主にサイトの管理・注文の受付、管理・発送業務を担当。
1999年から金魚のネット販売を開始する。
このサイト内にて
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金魚の豆知識
スタッフブログ
などの更新をしている。