金魚屋の道具作り 竹の簾(ス)に使われる紐を緩まないように伸ばしきる

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚飼育総責任者ヒデ
この記事はヒデが書いています。

竹の簾(ス)を編みだす前にもう ひと仕事

編むのに使う紐に一工夫

 

昨日あらかじめ買っておいた紐を

一人でやると絡まるので親に手伝ってもらいながら

糸巻き糸巻き

糸巻きにくるくる巻きつけ

 

 

 

こんな感じ ちなみに105って書いてあるのは糸の太さ

これを池につけて水を染み込ませておく

クワ引っ掛けてるのは浮かないように

 

 

これを一晩浸して水を染み込ませてから

竹の簾(ス)に使う長さにあらかじめ図った空間に

端と端をくくりつけ真ん中に重しをのせて伸ばしてます

 

端の折返しに印をつけて

 

ちょうど7本ね

ここが真ん中になって

これは7本は編む場所の数

また後で重要になります

 

だいたい竹の簾(ス)の長さが7週まいてちょっと余るくらいの長さにしてるのよ

これでまた一日 おいとくと

紐が乾いたときにしっかり引っ張られた状態

 

これをしとかないと

編んだときに紐が緩んじゃうからね

 

さて次の作業だけど

ちょっと長くなっちゃったので つづく

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投稿者プロフィール

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚の生産・飼育・管理を主に受け持っている。
金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけ
積み上げた金魚の知識・経験は膨大
それでも、いまだにわからないことが色々出てきて、日々勉強中&試行錯誤の毎日
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