金魚の産卵期の前に 道具準備 

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚飼育総責任者ヒデ
この記事はヒデが書いています。

もう金魚の産卵に向けて準備をしておいたほうがよいです

水槽のほうが産卵期は早いのであわてないように早めの準備を

 

とりあえず必要なものは

・親金魚 オス・メス

・卵をつける物

・孵化槽

・稚魚の餌

・稚魚を入れる水槽

 

こんなものかな

 

親金魚 オス・メス

だけどこの時期にいてる金魚であればどの金魚でも可能性があります

ただ体が産卵に向けて成熟していないと産卵期がこないので

水温が15度以上になってきたら

普通 餌は少なめに与えるのですが

産卵させる場合は少し多めに餌を与える必要があります

ただ越冬明けで内蔵も弱いですので

いつもの餌をお湯で練ってあげるなど工夫してあげてもいいと思います

 

適齢期は当歳から3歳位

年を取るほど卵はとれますが孵化率が下がります

 

産卵が終わると別々にしてあげないと

産卵期が終わるまで産卵するので分けて飼うことも考えてあげてください

 

卵をつける物

いわゆる産卵藻です

アクア系のお店でも売ってますし

ナイロンなどにもよく卵は付きますので

ポンポンのようなものでも構いません

水面に浮かべれるようにして

魚体に傷がつきにくい物にしましょう

卵がついたら移動しますし孵化後も移動しますので

運びやすいものが良いです

金魚の卵は強く空気中に少しくらい出しても大丈夫です

 

孵化槽

これもアクア系のお店で売ってますけど

孵化槽といえば大げさですが

プラスチックの洗面器でもいいですし

1.5リットルのペットボトルを半分に切って

水を張ってもいいです

それに卵のついた産卵藻を入れて

日の当たるところに置いておくと孵化します

 

ちなみに金魚の卵状態ですと

水道水からカルキを抜かなくて

ワシの経験てきには孵化しますし

孵化する頃にはカルキも抜けてます

 

直接 稚魚を育てる水槽に入れてもいいじゃないかと思われるかもしれませんが

池ぐらい大きなところであればできます

ただ水槽ほどの水量ですと

卵は全て孵化しませんし死卵は栄養価が高く水カビなど

水質が悪くなる可能性があり

孵化槽を用意しておいたほうが良いと思います

 

稚魚の餌

これが一番 重要な気もします

使われているのはミジンコなどの動物プランクトン

ブラウンシュリンプなども有名で

シーモンキーみたいなのです

これらは水質が悪化しにくいのが特徴で

 

他にも卵の黄身を水で溶いたもの

赤ちゃん粉ミルクなども使えると聞いたことがありますが

これらは水質が悪化する可能性があるので注意が必要です

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投稿者プロフィール

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚の生産・飼育・管理を主に受け持っている。
金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけ
積み上げた金魚の知識・経験は膨大
それでも、いまだにわからないことが色々出てきて、日々勉強中&試行錯誤の毎日
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