金魚の病気 転覆病

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚飼育総責任者ヒデ
この記事はヒデが書いています。

転覆病の金魚

引用:金魚どっとこむ

症状

腹部は膨張し重症になると発赤し立鱗状態になる

初期はときどき体を逆さまにして浮上し

泳ぐこともせずに水の流れに身をまかせるようにしているが

それでもときどき元に戻り遊泳し再び逆さまになることを繰り返す

重症になると逆さまのまま戻らない

 

治療

原因が決まっていないので

確実な治療方法はない

水温を変化させると一時的に効果がある場合がある

 

予防

一年中なることがある病気ですが冬の低水温時期が多く発生する

このことから低水温の魚体機能が低下している際に

水温の変化に注意し

餌なども消化に良いものや

水面と水中の温度の違いから沈む餌などをもちいると

起こりにくいように思われる

 

詳細

原因の究明が難しく

浮き袋の異常からこの病気はおこり

奇形 浮き袋の脂肪変異 寄生虫の影響 機能障害 腫瘍による圧迫

などが言われており

冬季の低水温時期に多く見られ

発生年齢は当歳魚が多い

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投稿者プロフィール

金魚飼育総責任者ヒデ
金魚の生産・飼育・管理を主に受け持っている。
金魚生産者歴もすでに20年以上(1996年から)
金魚質問BBSへの質問にも20年以上(1999年から)返答しつづけ
積み上げた金魚の知識・経験は膨大
それでも、いまだにわからないことが色々出てきて、日々勉強中&試行錯誤の毎日
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